

やつが帰ってきた。じじとばばに連れられて。
にやけたちんちん坊や…そう。それはイオ。
ちんちん坊やに育ててしまったのは私なのだが、
今日も帰ってからトイレでおしっこをしたと思ったら、
パンツの隙間からちんちんを出して、「ちんちーん ちんちーん」
とふざけている。
こいつ…
しかし、おばあちゃんおじいちゃんが帰ってから、彼の状況は一変した。
なんだか終止ふてくされた顔をして、ご飯のときには、ついに涙を見せる。
「どうしたの??」
「イオ君寂しいの…おばあちゃんともっと遊びたかったぁ〜〜」
複雑な心境だ。
そもそも帰ってきたときも、私はてっきり
「おかあさぁぁああああん」と甘えてくると思ったが、
ふつーに帰ってきて、焦っておもちゃを爺婆に見せびらかしていた。
これはこうやって使うんだよ、これはこうなんだよ。と説明して
家中のおもちゃをひっぱり出していた。
あれ?私の存在は?みたいな。
そして夕ご飯のこの発言…。
私はちょっと苛立った。
「じゃあおばあちゃんのお家にまた戻るかい?」
「うぅうううぅうううぅぅ…いやだ…」
「でもおばあちゃんと遊びたいんでしょ?おばあちゃんのおうちの子になるかい?」
「うぅう おばあちゃああん」
「おばあちゃん今いないしょ!仕方ないしょ@@@!!」
イオが産まれてからずっと毎日イオのことを考えて、
この身を捧げてきたというのに!
1週間爺婆の家で毎日かまってもらって過ごしたせいで、
すっかりばあちゃん子になってしまった!!!
ショックをうけた私は意地悪ばばあになって意地悪発言をしてしまった。
まあ眠かったのもあるし。
まあ私が蒼乃をずっとだっこしていたのもあるし。
まあ私も、正直イオが帰ってくると思ったら、ちょっとうざいな、なんて思ってたし。
まあ、イオも?多分帰ったら母親がなんやかんやとうるさく注意して怒るから
ばあちゃん家に戻りたくなったのもあるだろうし。
まあ、毎日じいちゃんばあちゃんと、義兄さんと三度の飯を食べていたから、
楽しかったんでしょうね。
家に帰ったら、しずかーに、私とイオ(とソノ)でご飯を黙々と食べるしかない訳で。
はふー…。。。。
私もね。蒼乃を放っておきすぎたなって、入院して思ったんですよ。
今一番かわいい時じゃない?そんな時をイオの相手して過ぎ去るのも
寂しかった訳で。だからついつい蒼乃ばかりかまってましたよ確かに今日は。
はふー。
そんな言い訳をしつつ、夫の実家に電話して、イオと婆を喋らせて、
「また遊びにいこうね♡」
と言いくるめて、今日が終わりました。
完全にイオペースに戻ってしまった日常です。
そういう訳で、今発泡酒飲んで、イオの為に買ってあったお菓子を食べて、
やさぐれてます。



